ROCワリエワ選手 去年12月のドーピング検査で陽性
北京冬季オリンピックのフィギュアスケート団体で、優勝したロシアオリンピック委員会のカミラ・ワリエワ選手についてドーピング検査を管轄する国際検査機関は去年12月のドーピング検査で陽性反応を示していたことを明らかにしました。
フィギュアスケート団体ではROC=ロシアオリンピック委員会が優勝しましたが、メダルの授与式は行われていません。
こうした中、ドーピング検査を管轄する国際検査機関ITAは、11日、ワリエワ選手が去年12月のロシアでの大会の際に提出した検体から禁止薬物のトリメタジジンが検出され、ロシアの反ドーピング機関が暫定的な出場資格停止処分を下していたことを明らかにしました。
ただ、ワリエワ選手側から異議申し立てがあり、その後、出場停止処分を解除して北京オリンピックへの出場を認める決定が行われたとしています。
ワリエワ選手は11日、練習場に姿を見せ、15日から始まる個人戦に向けた練習をおこなっています。