米サキ報道官が近く退任か 複数メディアが報道
アメリカのバイデン政権の「顔」として、ホワイトハウスの報道官を務めているサキ氏が、近く退任すると、複数のアメリカメディアが報じました。
サキ報道官をめぐっては、ニュースサイトのアクシオスが、来月にも退任予定で、アメリカのニュース専門チャンネル=MSNBCと出演交渉中だと伝えるなど、複数のメディアが退任の見通しを伝えています。
こうした報道について、サキ氏は会見で「言えることは何もない」と明言を避けました。
サキ報道官
「将来の計画について言えることは何もありません。私がホワイトハウスを去る時は、睡眠時間の確保と、3歳と6歳の子供たちとより多くの時間を過ごすと決めた時です」
ホワイトハウスの関係者は、NNNの取材に対し、「サキ氏は近い将来、退任することになる」と話しています。
アメリカでは、政府の報道官が、テレビ番組のキャスターやコメンテーターに転身するケースも多く、アクシオスは、サキ氏とMSNBCとの契約交渉は「最終段階」だと伝えています。
後任には、カービー国防総省報道官やホワイトハウスのベディングフィールド広報部長らの名前が挙がっています。