北朝鮮、ロシアへの派兵否定せず「国際法に合致している」
北朝鮮がロシアのウクライナ侵攻を支援するため派兵したとされる問題について、北朝鮮外務省は「国際法に合致している」と述べ、否定しませんでした。
国営朝鮮中央通信は25日、北朝鮮軍がロシアに派兵したと指摘されている問題について、北朝鮮外務省のコメントを報じました。この中で北朝鮮外務省は、「国際報道が騒ぎ立てているようなことがあるなら、それは国際法の規範に合致する行動である」と述べ、派兵を否定しませんでした。
北朝鮮軍はすでにおよそ3000人がロシアに到着していると指摘されていますが、ウクライナのゼレンスキー大統領は25日、ロシアが2、3日中に、北朝鮮兵士を戦闘地域に派遣するとの見方を示し、「明確なエスカレーションの一歩」だと非難しました。
ウクライナ側は、北朝鮮の最初の部隊がすでにロシア西部クルスク州に配備されたとしていて、ウクライナ軍の越境攻撃に対するロシア軍の反撃を支援するとみられます。
最終更新日:2024年10月26日 1:23