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プーチン氏“両国間の問題”北朝鮮からの派兵を否定せず

2024年10月25日 6:32
プーチン氏“両国間の問題”北朝鮮からの派兵を否定せず

ウクライナ侵攻を続けるロシアのプーチン大統領は、24日の会見で、北朝鮮の派兵に関する記者の質問に答えました。軍事協力をどう行うかは両国間の問題だとして、派兵を否定しませんでした。

プーチン大統領はBRICS閉幕を受けた記者会見を開いていて、北朝鮮からの派兵をめぐる質問にも答えました。

プーチン大統領
「私たちは北朝鮮の仲間たちと連絡を取り合っている。(北朝鮮との条約をめぐる)プロセスがどう進展するか見てみよう」

ウクライナ侵攻をめぐり、北朝鮮がロシアを支援するため、すでに3000人の兵士を派遣したとの見方もある中、プーチン大統領は24日の記者会見で、北朝鮮の派兵をめぐる質問に答えました。

北朝鮮兵士がロシア入りしたとする衛星写真をめぐっては、「画像は重要であり、それがあるなら、何かを反映している」と述べ、派兵を否定しませんでした。さらにこの日、ロシアの議会で北朝鮮との軍事協力をめぐる条約を批准したことに触れ、「条約の範囲内で何をどのように行うかは私たちの問題だ」と主張しました。

また、ウクライナの情報機関は24日、北朝鮮の最初の部隊がロシア西部クルスク州に配備されたとしていて、ウクライナ軍の越境攻撃に対するロシア軍の反撃を支援するとみられます。

最終更新日:2024年10月25日 6:32