韓国航空会社が“目的地に着陸しない便”
出入国の制限が続く中、韓国の航空会社が12日、日本上空などを遊覧飛行し、そのまま韓国に戻る航空便を運航しました。
韓国のアシアナ航空などは、済州島や九州上空を飛行し、目的地に着陸しない便を運航しました。新型コロナウイルスの影響で打撃を受けている航空産業を支援するため、韓国政府が規制を緩和、免税品の購入も許可されました。
エアバスの超大型機が使われ、乗客らは3時間あまりの“海外旅行気分”を楽しみました。
利用客「海外旅行に行けない残念な思いを、無着陸飛行で紛らわすことができて良かった」
複数の航空会社が同様の計画をしていますが、感染が第3波に入り、中止の動きも出るなど、先行きは不透明です。