タイ・バンコクで26日、朝の通勤時間帯に多くの車やバイクなどで渋滞する道路でカメラが捉えたのは、1台のバスです。次々と車をなぎ倒して進んでいくと、カメラの前でようやく止まりました。

事故後の現場には、大破した車や、その上に重なる車が並び、事故の衝撃の強さを物語っていました。現地メディアによると、この事故で車やバイクなど14台が巻き込まれ、19人がケガをしましたが、バスの乗客は無事だということです。

事故の原因についてバスの運転手は、ブレーキがかからなかったといいます。

バスの運転手
「他の車に近づいたとき、ブレーキを踏んでバスを止めようとしましたが、うまくいきませんでした。ブレーキが消えたように感じました」

警察は事故の詳しい原因を調べています。