×

“第二の香港へ”海南島でブランド博覧会

2021年5月7日 14:22

中国南部の海南島で、高級ブランド品などを集めたアジア最大級の博覧会が始まりました。海南島を“第二の香港”へと成長させたい思惑もあるとみられます。

7日に始まった「国際消費品博覧会」は、時計やジュエリー、化粧品など世界各国から1300以上のブランドが集結し、10日までの期間中、20万人以上が訪れる予定だということです。

中国政府は海南島を“自由貿易港”と指定し、関税を段階的に撤廃するほか、免税店も相次いで開業させるなど改革を進めています。

展覧会の開催には、新型ウイルスで落ち込んだ内需を拡大する狙いとともに、将来的には海南島を香港に匹敵する経済拠点に成長させたい思惑もあるとみられます。