国連総会 ゼレンスキー大統領出席 米大統領は連帯呼びかけ
ニューヨークで開かれている国連総会の様子で、各国の首脳らによる一般討論演説がつい先ほど始まりました。現地から橋本記者が伝えます。
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193の国連加盟国の首脳らが一堂に会するとあって、国連本部の前には世界中のメディアが集まっています。一番の注目は、ロシアによる侵攻後、初めて対面で出席しているウクライナのゼレンスキー大統領です。
侵攻開始から1年半以上が経過し、食糧やエネルギーの価格上昇を背景に、各国にもウクライナへの「支援疲れ」が出始めています。こうした中、支援の継続やロシアへの制裁強化を世界に直接訴える狙いがあるとみられます。
ウクライナ支援を続けるアメリカのバイデン大統領の演説は、つい先ほど終了しました。ウクライナ情勢をめぐっては、「明日の侵略者を抑止するために、この侵略に立ち向かわなければならない」「自由を守る勇敢なウクライナの人々とともに立ち向かい続ける」と訴え、各国に連帯を呼びかけるとゼレンスキー大統領が拍手する場面もありました。