岸田首相、国連総会出席のためNYへ出発 “核軍縮”機運を高めたい狙い
岸田首相が国連総会に出席するためアメリカ・ニューヨークへ出発しました。
岸田首相「複合的な危機が重なっている国際社会において、対立分断でなくして、協調する国際社会をつくっていかなければならない」
岸田首相は国連総会の一般討論演説でスピーチをするほか、ウクライナ情勢がテーマとなる安全保障理事会にも出席する予定です。
また、FMCT(=核兵器用核分裂性物質生産禁止条約)に関する会議を主催します。高濃縮ウランやプルトニウムなどの生産を禁止し、核軍縮を加速化させることが目的の会議で、岸田首相としては、G7広島サミットの成果を踏まえ、核軍縮に向けた機運を高めたい狙いです。
さらに、21日には現地で経済に関する演説も行う予定で、海外からの投資を日本に呼び込むため、投資家たちへ日本の魅力をアピールする考えです。