台湾地震6日目 依然6人と連絡とれず トルコ救援部隊によるドローン使った捜索も
台湾東部沖を震源とする地震が発生して6日目、依然として6人と連絡が取れておらず、トルコの救援部隊が加わり、ドローンを使った捜索が行われています。
台湾で3日発生した地震では、これまでに13人が死亡、6人と連絡が取れなくなっています。6人は、東部・花蓮にある観光地・太魯閣峡谷の周辺にいるとみられていますが、急峻な地形の上、相次ぐ地震による二次被害の懸念もあり、捜索は難航しています。
こうした中、7日からはトルコのドローンを専門に扱う部隊7人が捜索に加わりました。ドローンで撮影した映像をもとに山間部の地形を再現した3D画像を作成し、捜索に役立てるということです。
また、被害の大きかった花蓮では、沿岸部の橋が崩落していて通行できなくなりました。しかし、その横にあった日本の統治時代に建設され放置されていた橋は崩れず、臨時の通行路として活用されていることが地元メディアなどで取り上げられ話題になっています。
今後はこの橋を補強した上で活用するということです。