韓国軍 駆逐艦乗組員8割の250人が感染
韓国軍は19日、アフリカ・ソマリア沖に派遣されている駆逐艦の乗組員の8割にあたるおよそ250人について新型コロナウイルス感染を確認したと発表しました。
韓国軍などによりますと、ソマリア沖に派遣されている駆逐艦の乗組員301人のうち、8割以上にあたる247人が新型ウイルスに感染していることが確認されました。
今月に入り、一部の乗組員が風邪のような症状を訴え、その後、感染が確認されたため、乗組員全員に対し、PCR検査を実施していました。
これを受け、韓国軍は乗組員全員を帰国させることを決め、18日、軍の輸送機2機が現地へと向かいました。
乗組員は全員がワクチンを接種しておらず、韓国メディアは「軍の感染症に対する無知が招いた結果」などと対応の甘さを批判しています。