内戦続くスーダン 日本のNPOが人道支援…退避後初
内戦が続いているアフリカのスーダンに、日本のNPOが今月、退避後に初めて現地に入り、医療支援などに向けた活動を続けています。
スーダンでは、国軍と準軍事組織RSFの戦闘が、1年以上にわたり続いていて、農村部にも戦闘が拡大するなど、停戦の見通しは立っていません。
こうした中、日本人医師の川原尚行さんは今月、去年4月にスーダンから退避して以来、初めて現地入りし、オンラインインタビューで現地の状況を語りました。
医師・川原尚行さん「(難民キャンプでは)1日1食が提供されると」「水も1日1人15リットルいくかどうか。ぎりぎり、かつかつでやってる状況」
川原さんが理事長を務めるNPOは、給水所の設置や、現地で不足している医薬品を輸送するプロジェクトなどを進める予定で、川原さんはスーダンへの人道支援の継続を訴えています。
最終更新日:2024年12月21日 6:42