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ガザで人道支援活動 WFPの車両に銃撃 当面人員の移動停止

2024年8月29日 11:26
ガザで人道支援活動 WFPの車両に銃撃 当面人員の移動停止

パレスチナ自治区・ガザ地区で人道支援活動を行っていたWFP=世界食糧計画の車両が銃撃されました。けが人は出ていませんが、WFPはガザでの人員の移動を停止するとしています。

WFPが公開した写真では、ドアにWFPのロゴと大きく「UN」の文字が描かれた車両にいくつもの銃撃を受けたあとが生々しく残っています。

WFPと国連によりますと、27日、人道支援物資を積んだ車列を護送する防弾車両2台が、ガザ地区中部にある検問所付近でイスラエル軍から銃撃を受けたということです。けが人はいませんでした。

国連・ドゥジャリク事務総長報道官「これは(イスラエル軍との)調整システムが機能していないことを示す最新の事例であり、今後このようなことが再び起こらないようイスラエル軍と取り組む」

国連は「事前に検問所の通行許可を受けていた」としていて、イスラエル側に説明を求めているということです。WFPはガザ地区でしばらく人員の移動を停止するとしていて、人道状況のさらなる悪化が懸念されています。