NY株式市場 ダウ平均株価、史上最高値を更新
アメリカ大統領選挙でトランプ氏が勝利確実となったことを受け、6日のニューヨーク株式市場は大幅に値を上げ、最高値を更新して取引を終えました。
6日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は大幅に値を上げ、前の日の終値に比べて1508ドル5セント高い4万3729ドル93セントで、史上最高値を更新して取引を終えました。
大統領選挙で規制緩和と減税を訴えたトランプ前大統領が勝利確実となったことを受けて景気回復への期待感が高まり、幅広い銘柄で買い注文が膨らみました。
またトランプ氏を支持するイーロン・マスク氏が率いる「テスラ」の株価は一時、15%上昇した一方で、バイデン政権が進めたクリーンエネルギー関連株は下落しました。
ニューヨークのビジネスマンに話を聞くと、「トランプ氏率いる共和党でアメリカ経済は減税もあり、ビジネスは改善されるかもしれないが、様子を見る必要がある」「経済への影響は最悪だと思う。トランプ氏は関税について話すが、ビジョンも計画もない」といった声も聞かれました。
また外国為替市場でも円安が進み、一時、1ドル154円台後半をつけました。