フェイスブックなどを運営する「メタ」は7日、SNSでのファクトチェック機能をアメリカ国内で廃止すると明らかにしました。

「メタ」は7日、自社が運営するSNS「フェイスブック」や「インスタグラム」「スレッズ」で、投稿の真偽を第三者が検証する「ファクトチェック機能」をアメリカ国内で廃止すると発表しました。ザッカーバーグCEOは「自由な表現を取り戻すことに集中する」と述べています。

今後は、誤解を招く可能性がある投稿については、ユーザーが協力して背景情報を追加できるXの「コミュニティノート」に似た機能を導入するとしています。

「表現の自由」を掲げるトランプ次期大統領は、「メタは保守的な意見を検閲している」と非難を繰り返していたことから、今回の方針転換の背景には、トランプ氏との関係を改善する狙いがあるとみられます。