タイ旧正月祝う「水かけ祭り」4年ぶり開催
タイで13日から旧正月を祝う「ソンクラーン」の連休がスタートしました。コロナ禍で中止となっていた「水かけ祭り」が4年ぶりに行われ、街はにぎわいを見せています。
旧正月を祝う「ソンクラーン」は、街で通行人同士が水をかけ合う「水かけ祭り」としても知られています。水をかける行為には「敬意を払う」という意味があり、仏像を水で清める風習が現在の「水かけ祭り」に発展したといわれています。
新型コロナウイルスの影響で、大規模な水かけイベントが開かれるのは2019年以来、4年ぶりです。
フランスからの観光客「びしょ濡れです。とても楽しいです。たくさんの人がいて…いい感じです」
飲食店オーナー「3年も中止になっていたので、みんなここに来るのを待ちに待っていた感じです。 雰囲気が戻ってきて、みんな楽しんでいます」
タイの観光当局は「ソンクラーン」の期間中、30万人あまりの外国人が訪れ、およそ200億円の観光収入を見込んでいますが、コロナ前の水準と比べると、6割ほどだということです。