「ゴミ発言」めぐり…トランプ氏とハリス氏が非難の応酬 米大統領選
来週にせまったアメリカ大統領選挙は両陣営が、互いの発言をめぐって激しく批判しあう展開になっています。中継です。
バイデン大統領がトランプ氏の支持者を「ゴミ」と呼んだとも取れる発言をしたことは最終盤でトランプ氏に格好の攻撃材料を与えた形となっています。
共和党・トランプ前大統領「バイデンは我々の支持者をゴミと呼んだ。ジョーとカマラに対する私の答えは簡単だ。アメリカを愛していなければアメリカを導くことはできない。アメリカ国民を憎んでいては大統領にはなれない」
トランプ氏の支持者が「プエルトリコはゴミの島」と発言し、反発が広がりつつあった時に、バイデン氏がトランプ氏の支持者を「ごみ」と呼んだともとれる発言をしました。トランプ氏は、これを徹底的に批判することでプエルトリコの問題を覆い隠す戦略に出ています。
一方、ハリス氏もトランプ氏が30日に「女性が望むと望まざるとにかかわらず、女性を守る」と発言したことについて批判を始めました。
民主党・ハリス副大統領「彼は女性の自由や女性にとっての利益に従って決断する女性の知性を尊重していない」
新たにトランプ氏の発言を持ち出すことでバイデン氏の発言から注目をそらす狙いがあるとみられ選挙戦の最終盤激しい批判合戦が続いています。