「アルテミス計画」NASAロケット 打ち上げ再延期 燃料漏れ確認
NASA(=アメリカ航空宇宙局)は日本時間の4日未明、人類を月に送る「アルテミス計画」の第1弾として、月探査のために開発した無人の大型ロケットを打ち上げる予定でしたが、燃料の漏れが確認され、打ち上げは再延期となりました。
「アルテミス計画」とは、1972年のアポロ17号以来、再び人類を月面に送り、長期滞在できる拠点を建設し、飲み水や燃料となる水などの資源を開発する計画です。
第1弾となる打ち上げは当初、先月29日に予定されていましたが、エンジンの冷却システムに不具合がみつかり、打ち上げは直前で延期になっていました。
その後、NASAは打ち上げを日本時間の4日午前3時17分に再設定していましたが、燃料の液体水素の漏れが確認され、打ち上げは再び延期となりました。
次回の打ち上げタイミングは、早くて9月5日以降の予定です。