ロシアに向かっていたアゼルバイジャン航空機が墜落した事故をめぐり、複数のアメリカメディアは26日、ロシアが防空システムで撃墜した可能性があると報じました。

アゼルバイジャンからロシアに向かっていた旅客機が25日、カザフスタン西部で墜落し、38人が死亡しました。

複数のアメリカメディアは26日、アメリカ政府当局者の話として、初期段階の検証からロシアの防空システムが航空機を撃墜した可能性があると報じました。

CNNによりますと、アメリカ政府当局者は「訓練が不十分なロシア軍の部隊がウクライナの無人機と誤認して、発砲した可能性がある」と述べたということです。

墜落をめぐってはロイター通信も26日、複数のアゼルバイジャン情報筋がロシア軍の防空システムの撃墜によるものだと述べたと伝えています。