内乱容疑 韓国・尹大統領の拘束令状を請求 大統領支持派は公邸周辺で反対集会
韓国の尹錫悦大統領による非常戒厳をめぐり内乱の疑いなどで捜査している合同捜査本部は、尹大統領の拘束令状を請求しました。
韓国の合同捜査本部は30日、内乱などの疑いで尹大統領の拘束令状を請求したと明らかにしました。
捜査本部はこれまで3度にわたり尹大統領に出頭を要請しましたが、尹大統領が拒否し続けた為、拘束令状の請求に踏み切ったかたちで、現職大統領の拘束令状が請求されるのは初めてのことです。
これを受け、大統領の支持派は公邸周辺に集まり、拘束に反対する集会を開いています。
今後は、裁判所が拘束令状を出すかを検討します。
今回、拘束令状を請求したのは捜査本部を構成する捜査機関のうち、内乱罪の直接の捜査権がない高官犯罪捜査庁で、尹大統領の弁護団は「捜査権がない機関による不当な令状請求だ」などとする意見書を裁判所に提出しています。
最終更新日:2024年12月30日 18:21