イスラエル軍、レバノン首都ベイルート南部に大規模空爆
イスラエル軍は27日、レバノンの首都ベイルート南部に大規模な空爆を行いました。イスラエル北部には部隊を配備し、地上侵攻への懸念も高まっています。
イスラエル軍は27日、ベイルート南部でイスラム教シーア派組織ヒズボラを狙った空爆を相次いで行いました。ロイター通信によりますと、戦闘が始まって以来最大規模だということです。
また、こちらはイスラエル北部で撮影されたもので、戦車や装甲車が集まっています。イスラエル軍は北部に予備役を2旅団配備したと発表しました。
26日にはレバノン国境から数キロの地点で演習を実施するなど、地上侵攻への懸念が高まっています。
こうしたなか、イエメンの反政府勢力フーシ派は27日、イスラエルのテルアビブなどを弾道ミサイルなどで攻撃したと発表しました。
フーシ派はパレスチナ自治区ガザ地区やレバノンへの攻撃がやむまで、数日間は作戦を続けるとしていて、紛争の拡大が懸念されます。
最終更新日:2024年9月28日 1:34