G7財務相ら「ロシアがウクライナ再建費用を支払うよう取り組みを続けること」を確認
鈴木財務相はインドでG7=主要7か国の財務相・中央銀行総裁会議を開催し、G7各国は「ロシアがウクライナ再建の費用を支払うよう取り組みを続けること」を確認しました。
G7財務相らの会議は16日、インド西部のガンディナガルで開かれ、ウクライナのマルチェンコ財務相もオンラインで出席しました。
会議後、鈴木財務相はウクライナがロシアの攻撃により生じた損害をロシアに負担させるべきだとG7で合意し「長期的な再建の費用を支払うようにする取り組みをつづける」と述べました。
具体的な対策としては「ロシア自身がウクライナにもたらした損害を支払うまで、G7各国の管轄下にあるロシアの国家が有する資産を引き続き動かせないようにしておくことなどを確認した」と明らかにしました。
またウクライナの緊急の短期資金ニーズへの対応など、「G7のウクライナに対する揺るぎない支援を改めて確認した」と強調しました。
写真:財務省提供