WBCの準決勝、劇的なサヨナラ勝ちで決勝進出を決めた侍ジャパン。試合が行われた球場から橋本雅之記者が現地の盛り上がりを伝えます。

現地では劇的なサヨナラ勝ちから一夜明け、いよいよ世界一をかけた決勝の日の朝を迎えました。ただ、まだまだメキシコ戦の興奮冷めやらぬ状態です。

最後に試合を決めた村上選手のサヨナラヒットの際には、球場内の日本のファンが涙を流しながら抱き合い、球場を出てからも1時間以上にわたり喜びを爆発させていました。

――Q．メキシコファンが多い中で日本の声援は選手に届いていた？

球場内はメキシコのファンが8割、日本のファンが2割ほど。初回から「メヒコ、メヒコ」の大合唱となるなど、日本の選手にとっては経験したことのない状況下での試合となりました。ただ、8回、9回のチャンスの際には、球場内にニッポンコールが響きわたり、選手にも声援が届いていたと思います。

21日（現地時間）は開催地・アメリカとの決勝ということで、メキシコ戦以上のアウェーの雰囲気の中での試合となりますが、アメリカメディアも「1点を争う大接戦となる」と予想するなど、侍ジャパンの戦いぶりが注目されています。

いよいよ世界一まで、あと1勝です。