大雨被害の復旧に役立てて 岩手県の小学生が義援金を贈呈 特産品の販売体験も
修学旅行で秋田を訪れた岩手県の小学生が、7月の大雨被害の復旧に役立ててもらおうと、県に義援金を贈呈しました。
児童たちは、地元の特産品の販売体験も行い、ふるさとをPRしました。
秋田を訪れているのは、岩手県の北東部、太平洋に面した野田村にある野田小学校の6年生です。
前の校長が県内出身という縁で、毎年、修学旅行で6年生が秋田を訪れています。
5日は地元の特産品の販売に挑戦しました。
用意したのは、三陸沿岸で昔ながらの製法でつくった塩や、豊かな自然の恵みでつくった手づくりジャムなどです。
7月の記録的な大雨からの復旧に役立ててもらおうと募金活動も行ってきたという野田小学校の児童たち。
販売体験の売り上げも合わせて義援金として県に贈呈しました。
藤原楓さん
「秋田県のみなさんの生活に役に立ったら嬉しいです」
茂石結愛さん
「自分たちが秋田の人たちにも感謝の気持ちを持ちながら行くって決めてたから、その気持ちでお金(募金)をくれた人にもすごく感謝を持ってやりました」
中舘柊さん
「秋田にも東日本大震災の時に募金などをしてもらったから、その恩返しということでやっていました」
「人が喜ぶためならいろんな使い方をしてもいいと思います」
贈呈式のあと、秋田市の大森山動物園へと向かった児童たち。
6日は横手市の秋田ふるさと村で見聞を広めてから野田村へと帰ります。