秋田含む東北北部が梅雨明け 去年より11日遅く 熱中症に警戒を
仙台管区気象台は、秋田を含む東北北部が梅雨明けしたとみられると発表しました。
去年より11日、平年より5日遅い梅雨明けです。
県内はこの先晴れて厳しい暑さが続く見込みで、熱中症に警戒が必要です。
高気圧に覆われ、県内は各地で晴れて厳しい暑さとなりました。
2日の最高気温は、大館市と仙北市角館が33.9度、北秋田市鷹巣が33.4度。
秋田市も30.8度まで上がるなど、ほとんどの地点で真夏日となりました。
仙台管区気象台は、2日、秋田を含む東北北部が梅雨明けしたとみられると発表しました。
去年より11日、平年より5日遅い発表です。
6月23日ごろに梅雨入りした東北北部。
気象台の観測によりますと、7月1か月で降った雨の量は、秋田市が304ミリで平年の1.5倍、由利本荘市本荘が399.5ミリで、2倍以上にのぼりました。
大雨からの復旧作業も県内各地で続いていますが、むこう1週間、県内は晴れる日が多く、厳しい暑さが続く見込みです。
2日は午後4時までに、50代から90代までの男女5人が熱中症の疑いで救急搬送されました。
いずれも命に別状はないということです。
3日もきょうと同じくらいまで気温が上がる見込みで、予想最高気温は、北秋田市が34度、横手市が33度、秋田市が32度です。
引き続き、熱中症に警戒してください。