6つの企業や団体を表彰「あきたSDGsアワード」
持続可能な開発目標=SDGsの達成に向け優れた取り組みを行う企業を県が表彰する「あきたSDGsアワード」が先日、秋田市で開かれました。去年の大雨でボランティア活動をした団体など6つの企業・団体が表彰されました。
今年で3回目の開催となった「あきたSDGsアワード」は、SDGsの達成に向けた活動の後押しすることを目的に県が開いています。
「普遍性」「統合性」などSDGsの5つの主要原則と県独自の評価基準で審査され、今年度は6つの企業・団体が表彰されました。
去年7月の大雨で被災した地域の早期復興のため、ボランティア活動を行った由利本荘市商工会は、団結力や意識の高さが評価されました。
由利本荘市商工会青年部 鈴木貴大部長
「東北各地で知り合った仲間たちも、様々応援に駆けつけてくれましたので、先ほど言った53名というのは商工会に関係する人だけですが、200名から300名の人が東北各地から集まっていただけたと記憶しております」
東京に本社を置き秋田市などでコールセンター業務を展開するプレステージ・インターナショナルは、地域活性化に向けた活動を高校生と協力して取り組んだことが評価されました。
プレステージ・インターナショナル秋田BPOメインキャンパス 佐藤誠拠点長
「我々プレステージ・インターナショナル 研修などそういったものに特化している会社になりますので、社会人基礎力を秋田商業の生徒には届け、秋田商業の生徒からはアイデアをもらう。そのようなシナジー(相乗効果)が今も根付いて、今年で2回目やらせていただいてます」
SDGsの取り組みの普及に向け出席した企業・団体の関係者はそれぞれの取り組みに耳を傾けていました。表彰された6つの企業・団体の取り組みは今後、県の広報紙で紹介されることになっています。