有田焼の人間国宝 十四代今泉今右衛門さんが仕事始め 400点の作品を「初窯出し」 佐賀
有田焼の人間国宝、十四代今泉今右衛門(いまいずみいまえもん)さんの窯元で6日、仕事始めにあたる「初窯出し」が行われました。
佐賀県有田町の今右衛門窯では、6日午前8時から神事が執り行われました。
その後、仕事始めとなる「初窯出し」が行われ、有田焼の人間国宝、十四代今泉今右衛門さんが、質感や発色を一つ一つ確かめるように、窯から取り出していきました。
窯から取り出されたのは、12月23日と24日に火入れをして33時間をかけて焼き上げた、花瓶や湯飲みなどおよそ400点の作品です。
■十四代今泉今右衛門さん
「時代というのは常に移り変わるものだと思っているので、その時代に挑んでいければ。」
窯出しされた作品の一部は、3月に開かれる大阪の個展などで披露されるということです。
最終更新日:2025年1月6日 19:11