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藤井貴彦キャスター ことしも新潟でレギュラー出演!同級生の須山アナと県内各地へ 《新潟》

2025年1月2日 18:00
藤井貴彦キャスター ことしも新潟でレギュラー出演!同級生の須山アナと県内各地へ 《新潟》
長岡市で日本酒を取材した2人

2024年4月に独立しフリーとなった藤井貴彦キャスター。
フリーになった直後から、新潟で月1回、情報番組にレギュラー出演することとなり、高校時代の同級生でもあるテレビ新潟・須山司アナウンサーの案内で、県内各地を奔走した1年でした。
52歳の“オジコンビ”の珍道中は各地で話題になりました。

■同級生コンビで県内各地を旅

“オジコンビ”の2人にとって2024年はどんな1年だったのでしょうか?
そしてことしは? 聞いてみました。

〈藤井貴彦キャスター〉
「藤井貴彦です。高校の同級生である須山司アナウンサーと新潟を旅しています。このコーナーを見ても何の勉強にもなりませんが心はほどけていくはずです!『乞うご期待!』とは言いません。あまり期待せずにご覧ください!笑」

〈須山司アナ〉
「『新潟一番』の“オジ旅”をご覧いただいている皆様、どうもありがとうございます!高校時代の同級生と新潟を旅して回ることに不思議な縁を感じ、感謝をしながらロケを楽しんでいます。番組では、他ではなかなか見られない藤井アナのはっちゃけた一面を是非楽しんでいただければ…また藤井アナの存在を通じて全国に新潟の魅力が伝わってくれればと思います。皆さん今年もどうぞよろしくお願いいたします!」

■新潟の台所といわれる「人情横丁」

2人にとって新潟で初ロケとなったのが2024年5月。
新潟市中央区からスタートしました。

新潟市中央区の商店街「人情横丁」。
“新潟の台所”とよばれる「人情横丁」は、昭和の時代から続く商店街。
藤井キャスターの目にはどう映ったのか。
レトロな雰囲気の「人情横丁」とは……。

ロケ当日の朝、新幹線で新潟入りした藤井キャスター。
到着するやいなや、早速「人情横丁」へ。案内役は、高校の同級生でもある須山司アナです。
ロケが始まり間もなく藤井キャスターが語りだしたのは靴について……。

〈藤井貴彦キャスター〉
「ちょっと靴を見てください。これ今日おろしたての靴なんですよ。実は須山さんのお父さんにフリーになったお祝いをもらいまして、月 1回の新潟にこの靴を履いていけば見てくれるかなと思って。雨が降ったらダメな靴なんで雨が降ったらすぐロケ中止になります。よろしくお願いします!」

〈須山司アナ〉
「雨が降る前に私がこの新潟のまさに台所である本町の魅力をたっぷりとお伝えしていきたいと思います」

同級生ならではのエピソードを披露していました。

■かつての新潟は“堀と橋のまち”

かつての新潟は堀と橋の町。
当時堀は27本、堀にかかる橋は133本もあったといいます。
その片鱗は今も残されていました。

■当時の名残りがいまも

堀の町だったことを表す浦安橋。
この橋の上を多くの人が行き交い堀を使って食材を運ぶ。
堀は新潟市民の生活に欠かせない存在だったということです。

そして戦後、堀は埋め立てられ、その上にできたのが本町中央市場。
堀の上の商店街「人情横丁」の始まりです。
それから70年、今も地元の人に愛される商店街です。

■台所に必要な食材はなんでも揃う市場

まず須山アナが案内したのは干物、海産物加工品などを扱っている「にいがた石山」。
店頭にずらりと並んでいたのは鮭。

〈にいがた石山 石山 幸一さん〉
「新潟らしいのはやっぱり『鮭』 。新巻鮭。消費量が新潟はすごく多いので、しかも寒風干しで干すんですよね」

〈藤井貴彦キャスター〉
「そうなんですね。じゃあ、またうまみが……?」

〈にいがた石山 石山 幸一さん〉
「そうなんですよ。うまみが。油が出て余分な水分が飛ぶからかな」

石山さんによると、「人情横丁」にはイートインスペースがあるので地元の常連客はここで買った魚を炭火で焼いてお酒を楽しむ人もいるといいます。

〈須山アナ〉
「お店の歴史は何年ですか?」

〈にいがた石山 石山幸二さん〉
「(2024年で)73年目です。新潟市は堀の町で運搬って言うんですかね。魚とか物流だったんで、信濃川もあるしってことで」

■買った魚をその場で焼いて

2人も常連客のように、炭火焼を味わうことに……。

〈藤井貴彦キャスター〉
「うまいね。意外と塩がギっと効いてるんだけど、身が甘いからちょうどいい感じのうま味がかむほどにうわっと出てきて、それをこのコシアブラのご飯がうまくまとめてくれる。良かった。これ美味しいなあ」

〈須山アナ〉
「焼き加減バッチリです」

■レトロ感残す商店街

「人情横丁」で色々な人と会話を楽しんだという藤井キャスター。

「昭和を残している、懐かしいという思いを味わいたいならぜひ行ってもらいたい」とレトロな街並みをすっかり気に入った様子でした。

同級生コンビが見た新潟の「人情横丁」は、かつては堀と橋のまちで、いまもなお当時の名残りを見ることができるレトロな商店街でした。

このロケを皮切りに2人はその後、長岡市、阿賀野市、燕市など各地へ取材に。

〈藤井貴彦キャスター〉
「地元に住んでいる方って自分たちの地元の素晴らしさについてあんまり気付いてないかもしれない。私みたいな東京から来た人間がここに来るとこんな素晴らしいことがあるんだと。でも地元の人からすると『普通だけど』ってなるんです。もっと喜んでいただきたいなと。食材のおいしさ、人の優しさ……全国探してもなかなかないので……」

藤井キャスターが語る新潟の魅力……新たな発見にことしも注目が集まりそうです。
2人はことしも昨年以上にパワフルに各地を回る予定ということです。

(※2024年放送「夕方ワイド新潟一番」より)

最終更新日:2025年1月2日 18:00
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