震災後初の「志賀町を描く美術展」金沢市で開幕 “復興願う”作品並ぶ
石川県志賀町の自然や暮らしなどを題材にした美術展が、金沢市の県立美術館で23日から始まりました。
ことしで35回目を迎えたこの美術展は、志賀町の魅力を絵画を通して再発見してもらおうと毎年、開かれているものです。
会場には、県内外から出展された洋画や日本画、水彩画など92点の作品が並んでいます。
こちらは、大賞に選ばれた羽咋市の若狭一秀さんの作品「悠久の湊Ⅳ」です。
震災復旧の願いを込めて志賀町の福浦港を描いた作品で、ダイナミックな構図が高く評価されました。
また、テレビ金沢賞には、子どもと遊びに行った砂浜での思い出を表現した金沢市の池田裕子さんの作品が選ばれました。
この美術展は1月26日まで県立美術館で開かれています。
最終更新日:2025年1月23日 11:57