“立春以外も卵立つ” 石川・片山津小の児童が実験 実証したのは地元の偉人
石川県加賀市内の小学校では地元出身の物理学者にまつわる特別授業が行われ、児童たちが卵を立てる実験に挑戦しました。
この授業は雪の研究などで知られる加賀市出身の物理学者、中谷宇吉郎博士を知ってもらおうと片山津小学校で毎年行われています。
この授業は雪の研究などで知られる加賀市出身の物理学者、中谷宇吉郎博士を知ってもらおうと片山津小学校で毎年行われています。
授業では、中谷博士が立春の日にしか卵が立たないという中国の言い伝えを科学的に実証して覆したことにちなみ、重心と底面積が関係して卵が立つことなどが説明されました。
児童たちは、実際に、卵を立てる実験に挑戦しました。
「立った!やったー!」
見事成功すると歓声が上がっていました。
児童:
「片山津ならではの伝統を学べて良かったです。私は1個しか立てられなかったけど、立てたときにすごくうれしかったです」
「常識的に卵が立てられないと思っていたことが、今日の勉強を通して考えが変わりました」
児童たちは、常識にとらわれずにさまざまな視点を持つことの大切さを学んでいました。
最終更新日:2025年2月14日 16:44