<最盛期>正月に飾る伝統の『しめ飾り』作り 「良い一年になるようにと思いながら作っています」(宮城・栗原市)
年の瀬が近づく中、宮城・栗原市では正月の玄関先などに飾る伝統の『しめ飾り』作りが、最盛期を迎えている。
栗原市栗駒の造園会社では、正月を控えたこの時期に50年以上続く伝統の『しめ飾り』作りが最盛期を迎える。
編み込んだしめ縄には地元産の稲わらが使われ、松の葉やユズリハ、ウラジロなどの縁起物を重ねていく。
そして、子孫繁栄を願うダイダイ(橙)の実や紅白の水引、末広を飾り付けていく。
昔ながらの手作業による「しめ飾り」には、15万本もの注文が入っていて、連日10人ほどが1日2500本のペースで作業を行っているという。
ランドスケープあさの・代表 浅野淳さん
「年神さまを迎える目印として玄関などに飾っていただき、良い一年になるようにと思いながら心を込めて作っています」
『しめ飾り』作りは12月26日まで行われ、宮城県内の量販店などに出荷されるという。