五所川原市の立佞武多の館が開館20周年を迎え、餅まきやお囃子の実演で節目を祝いました。

高さ20メートルを超える大型立佞武多を展示している立佞武多の館は、2004年の開館以来延べ230万人が訪れるなど地域の観光拠点として親しまれてきました。きのうは節目を祝う誕生日祭が開かれ、スタッフたちが餅をまいたりお囃子を聞かせて来館者を歓迎しました。

★観光客
「はじめて聞いたけど迫力あってすごかったです」
「今回は実演を見れたということでぜひ今度は実物を見に行きたい」

一方で設備の老朽化から2025年度に大規模な改修工事で休館するため、地域経済への影響も懸念されています。

★立佞武多の館　石川マミ子マネージャー
「改修以降も地域の皆さんと仲良く支えられながら五所川原の魅力立佞武多の魅力をこの立佞武多の館から全国に発信していけるような施設でありたいと思っています」

改修工事期間はおよそ1年間の予定で、市民の交流の場所として活躍できるよう生まれ変わる方針です。