きょうは二十四節気のひとつ、1年で最も暑さが厳しいとされる「大暑」です。青森市では2日連続で真夏日となるなか開幕まで10日余りとなったねぶた祭へ向けムードが高まっています。

★青森放送 木下玲斗
「日ざしが照りつけ立っているだけでも汗ばむような暑さです　そんな中こちらではねぶた祭に向けての準備が行われています」

日中の最高気温が33.6度まで上がり2日連続で真夏日となった青森市。きょうは「日立連合ねぶた委員会」がおよそ70人で大型ねぶたを台上げしました。手がけたのはねぶた師の北村蓮明さんです。ことしの題材は河津三郎祐泰「河津掛け」。邪気をはらうとされる力強い四股踏みに被災地復興への願いが込められています。

★ねぶた師　北村蓮明さん
「暑い中みなさんよく頑張ったなと思っています　いつも以上に重たいねぶたですから　近くでは全体が見えないから台に上げてやっとイメージ通りに収まってよかったと思っています」

大型ねぶたはきょうまでに12台の台上げが終わりました。青森ねぶた祭は来月2日に開幕します。

おとといから「蓮の花まつり」が開かれている。平川市の猿賀公園ではおよそ2,000本のハスの花が見頃です。ことしはいつもの年より1週間ほど早く、今月3日ごろに咲き始めいまちょうど見頃を迎えているということです。訪れた人は満開の花と一緒に写真を撮ったりトンボをつかまえたりしながら涼しげな花を楽しんでいました。

★弘前から
「（トンボを）いっぱい捕まえた」
★五所川原から
「ことし初めて7月中に来ました」「まんべんなく良い感じに咲いていると思います」
★東京から
「私の住んでいる所にもハスはあるんですけどこんな規模は全然ないので来て良かったです」

猿賀公園のハスの花は来月中旬ごろまで見頃が続くということです。

一方、消防によりますときょう県内では午後1時30分までに20歳代から90歳代の男女7人が熱中症の疑いで病院に運ばれました。このうち八戸市の高齢の男性は搬送時意識不明の状態だったということです。