松山から愛南まで週末イベント巡り…冬の愛媛を食べ尽くせ!1日弾丸ツアーへ
この週末、今が旬の味覚や愛媛のグルメが堪能できるイベントが県内各地で開かれました。チャンネル4のクルーが松山から愛媛の最南端、愛南町まで。3つのミッションをクリアすべく食べて、食べて、食べつくす!弾丸ツアーに出発です。
チャン4取材班がまず向かったのは、松山市三津ふ頭にある水産市場。
和氣アナ:
「冷たーい風が吹く中、たくさんの人が並んでいる三津の朝市にやってきました。さあ、最初のミッションは!限定400食人気の○○メシをゲットするべし?」
午前9時、市場のシャッターが開きました。今回で31回目となる三津の朝市「旬・鮮・味まつり」。新鮮な海の幸の販売に…マダイを網ですくい獲り!
さらに、アサリのつかみ取りも!3800人の来場客が詰めかけました。
その中に…
和氣アナ:
「松山市漁協の女性部って書いてある」
漁協女性部のメンバー:
「タコめしと鯛めし」
ターゲットを発見!漁師のお母ちゃんたちが作る、タコめしと松山風の鯛めし。第1回の朝市からほぼ毎回販売しているという看板商品です。
漁協女性部のメンバー:
「何時から作った?4時くらいかな」
「こないだ東京に行ってきた。3泊4日」
「アンテナショップ」
「結構売れる」
パワフルな女性たちが腕によりをかけて作る鯛めしとタコめしは、あわせて400食の限定販売。しょうゆとみりん、酒に昆布のシンプルな味付けが人気で、毎回完売するということです。
計3パック購入の親子:
母「タコめしと鯛めし買いました。おいしいので。おまつりのときには来て大体買っている」
Q.タコとタイどっちが好き?
兄「タイ」
弟「タイ」
売り切れる前に!タコめしと鯛めしをひとパックずつ購入。まずは鯛めしをパクっと!
和氣アナ:
「タイの身のうまみが染み出してきて、優しい味付けですね」
続いて、タコめしは…
和氣アナ:
「噛めば噛むほど。ご飯にもタコのエキスがしっかり染みてる」
まずは、最初のミッションクリアです!
カメラマン:
「10時過ぎてるよー」
和氣アナ:
「え?ホントに?」
気が付けば、早くも1時間あまり経過。慌てて車に乗り込み、大急ぎで移動します!
次なる舞台は、大洲市のまちの駅あさもや。
和氣アナ:
「もう時間がない。早速いきましょう、よいしょ!高校生発案マイタケポンマヨにかぶりつくべし?」
ん?マイタケポンマヨってどういうこと!?ここで、心強い助っ人の登場です!
MIGACT 濵田規史さん:
「きょうマルシェがあって。大洲の高校生がこの夏から開発してきた、マイタケポンマヨというおにぎり。それを販売している」
昔ながらの街並みが多く残る大洲市の肱南地区でこの日開催されていたのが、「大洲市高校生チャレンジプログラム」のテスト販売会。
大洲市内に在住、または通学している高校生が、去年8月から5つのグループに分かれて開発してきたオリジナル商品を実際に販売するのです。
濵田さん:
「あそこが高校生の“自販機おにぎり”」
和氣アナ:
「あれですか?」
濵田さん:
「自販機で売れると想定して、今回作っている試作品になる」
和氣アナ:
「じゃ、あそこにマイタケポンマヨ」
濵田さん:
「はい、売ってますよ」
和氣アナ:
「え?ラスト!?」
高校生:
「ラストでーす♪」
和氣アナ:
「あら。これ何味?」
高校生:
「鮭高菜です」
残念ながら、マイタケポンマヨは完売…
和氣アナ:
「マイタケポンマヨって早めに売り切れた?」
高校生:
「はい、一番に売り切れました」
自販機向けのおにぎりを考案したのは、大洲高校2年の堀江葵さんをリーダーとする5人のグループです。
堀江葵さん:
「田舎なので学食とかそういう施設がない。学生がお昼に困りがちだったり、栄養不足になりがちだという問題を見つけて、24時間販売できる自動販売機があればいいなと思った」
マイタケポンマヨにはありつけませんでしたが、堀江さん考案の鮭高菜をゲットです。
堀江葵さん:
「大洲の玉井漬物(玉井民友商店)に提供してもらった高菜」
和氣アナ:
「高菜が、ゴマが効いててピリ辛」
ちなみに、マイタケポンマヨを開発したのはサブリーダーの笹尾咲寧さん。
笹尾咲寧さん:
「マヨネーズとポン酢を合わせてお肉とか食べるのが好きで、あとは個人的にマイタケがすごく好きなので、それを合わせた」
うーん、聞くだけでめちゃくちゃおいしそう…と未練がましく感じていたら一番乗りで購入したという人に遭遇!
たっぷりのマイタケと油揚げを混ぜ合わせた、これがマイタケポンマヨです。
マイタケポンマヨをゲットした人:
「マイタケがシャキシャキしてとってもおいしいです。おいしいー!」
プログラムのスタッフ MIGACT濵田さん:
「高校生ならではの視点とか課題感とか着目点がとても面白い。そういったものをきっかけに起業していきたいとかこうしたいって思いがどんどん湧き出ていた。これからが本当に楽しみ」
高校生メンバー:
「完売しました!ありがとうございました」
と、言ってる間に時刻は午後1時!さあ、いよいよ最後のミッションです。
和氣アナ:
「よっ!海のミルクを味わうべし?海のミルク…牡蠣か?てことは愛南町?」
ちょうど週末、愛南町では「冬の大特産品市・牡蠣まつり」を開催中。最後の目的地は、愛媛の最南端愛南町!イベントは午後3時まで。最後のターゲット、ぷりっぷりのカキを求めて、車を走らせます。
午後2時10分、牡蠣まつり会場の南レク御荘公園に到着!しかし…
愛南漁協職員(和氣アナの先輩):
「あ、和氣くん!」
和氣アナ:
「お久しぶりっす!え、もう終わり?」
愛南漁協職員:
「もう終わりよ。遅いわ!」
なんと、すでに焼き牡蠣は完売…別の屋台を訪ねても…
和氣アナ:
「もう焼きは終わり?牡蠣は」
女性店員:
「終わりです」
和氣アナ:
「これ、牡蠣飯だったりはもう終わりですか?」
男性店員:
「牡蠣飯はね、午前中の30分も経たんうちに」
和氣アナ:
「あっという間。凄いな。蒸し牡蠣とかも」
男性店員:
「今出ちゃった。最後の」
和氣アナ:
「まさに最後のが」
牡蠣グラタンやクラムチャウダーも完売…あと一歩、間に合わなかった…
それでも!
和氣アナ:
「牡蠣汁?牡蠣汁はまだあるんですか?」
男性店員:
「ございます」
大ぶりの牡蠣が3つ入って500円の牡蠣汁♪そして、唯一行列が残っていたのが…「カキフライ」。衣をつけた牡蠣をその場で揚げるアッツアツ!これも愛南町特産、愛南ゴールドの生しぼりジュースと一緒にゲットです。
和氣アナ:
「これ身が大きいですよね。まろやか。クリーミー」
カキフライも…
「あー牡蠣だ…愛南町生まれとしてはやっぱり愛南の冬というと牡蠣ですよね。あぁ焼き牡蠣食べたかった!」
ミッションはコンプリートできませんでしたが、愛南町の牡蠣の旬はまだまだ続きます!
冬の大特産品市「牡蠣まつり」上甲仁 実行委員長:
「愛南町の御荘湾で育っている牡蠣は、御荘湾そのもののポテンシャルが高いので。ものすごく身入りもいい。今年は若干早めに終わるかも分からんけど、2月末、3月頭くらいまでは何とかいけるんではないか。食べてもらって、買ってもらって、そこでさらに愛南の良さを感じてほしい」
次なるミッションの舞台となるのは、果たしてどの街か…以上、冬のえひめを食べ尽くせ!1日縦断ツアーでした。