「春分の日」峡北に春を呼ぶ 窟観音祭典 山梨県
春分の日の20日、韮崎市の雲岸寺で峡北地域に春を呼ぶ恒例の窟観音祭典が行われました。
韮崎市の雲岸寺で開かれた窟観音祭典は、平安時代に弘法大師が七里岩の穴に安置した石仏に地域の平穏を祈ったことが起源とされています。
祭典では祈とうが行われ、訪れた人は手を合わせて観音に祈りを捧げました。
祭りはかつて、寺の境内に100軒以上の屋台が並びましたが、高齢化やコロナ禍も重なり今では半数以下となりました。
実行委員会は「伝統ある祭りを後世に残していきたい」と話します。