石破首相“防災対策を最優先”に…避難所の環境改善にも言及 まもなく能登半島地震から1年
石破首相が東京都内で講演し、能登半島地震からまもなく1年となる中、政権として防災対策を最優先に取り組む考えを改めて強調しました。
石破首相
「元旦(元日)に能登半島の地震がございました。もう1年になります。この日本において、人命最優先の世界一の防災立国を構築したい」
石破首相は「地震の予知は100パーセントは不可能だが、科学の進歩で能力は上がる。気象庁の予算を大幅に増やしていく」と述べました。その上で、「体育館で雑魚寝というのは先進国のやる事ではない」などと、避難所の環境改善に取り組む考えを強調しました。
石破首相はまた、政権のもう一つの重要課題、地方創生について「東京の一極集中はいまだに修正されていない」とした上で、「若者と女性に選ばれる地方」を目指す考えを強調しました。
最終更新日:2024年12月26日 19:56