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2次補正予算案が衆院本会議で可決、参院へ

2010年1月25日 20:29
2次補正予算案が衆院本会議で可決、参院へ

 国会で「政治とカネ」の議論が続く中、今年度第2次補正予算案は25日夜、衆議院で可決され、参議院へ送られた。

 第2次補正予算案の採決をめぐり、与野党は野党側が求めていた集中審議を2月中旬までに、党首討論を2月中に行うことで合意した。このため、第2次補正予算案は25日夜、衆議院本会議で採決され、与党や公明党などの賛成多数で可決された。26日から審議は参議院に舞台を移す。

 一方、これに先立って行われた衆議院予算委員会では、民主党・小沢幹事長の政治資金問題への厳しい追及が続いた。自民党・町村元官房長官は、小沢氏について、自らの政治資金問題を国会でも説明すべきだとただした。

 町村氏が「法律的に直接触れないかもしれないが、政治的倫理的問題は、これは国会でしか議論できない」とただしたのに対し、鳩山首相は「まだその時ではない。法に触れたかどうかわからないとおっしゃるように、まずは捜査の推移を冷静に見守ることが大事」と述べ、当面、小沢氏の国会招致は必要ないとの認識を示した。