来年度予算案の参院審議に3閣僚が遅刻
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来年度予算案の衆議院通過を受け、3日朝から参議院での審議がスタートした。しかし、その審議に3人の閣僚が遅刻した。
3日朝の予算委員会は、前原国交相、仙谷国家戦略相、原口総務相の遅刻により、開始が15分も遅れるという異例の事態となった。3閣僚は遅刻について謝罪はしたものの、その理由については明らかにしなかった。2日に予算案の年度内成立が確定したことから「閣僚の間に気の緩みが出たのでは」と批判が出るのは必至。
対する自民党では、参議院審議の初日に舛添前厚労相が質問に立たないことに、若手から「舛添外しだ」と不満の声が出ている。舛添氏一人が目立つことへのやっかみに加え、「谷垣降ろし」の可能性を指摘する舛添氏の言動を自民党執行部は問題視している。
こうした中、谷川参議院幹事長が3日朝、舛添氏を呼び、直接説明を求めた。
舛添氏「(自民党の)支持率が全然上がらない。党の支持率が上がらなければ、まともな政治家はこれでいいんだろうかと思うのが当たり前」
舛添氏は3日も衆議院で審議拒否をした執行部に対し、「審議の過程で国民に信を問うべきだ。努力が足りない」と痛烈に批判した。自民党内のごたごたは今後も続きそうだ。