前田日明さん 民主党からの参院選出馬辞退
民主党が夏の参議院議員選挙の公認候補として出馬させる方向で調整していた元格闘家・前田日明さんが23日、日本テレビのインタビューに応じ、民主党からの出馬をやめたことを明らかにした。
前田さんは「自分の方から辞退しました。党側からは『選挙にかかる一切は党が面倒を見るので、心配しないで』と。(Qそれがどう変わった?)『すべて自分で(選挙を)やってくれ』という話に突然、変わりまして。(Q現実どうですか、こうなってみて)現実は、もうなんかあきれてものも言えない感じですね。窓口になった人、選挙対策の石井一議員、小沢さんも謝罪が欲しいですね。一言で言うと、民主党に貸しはあっても借りはないですね」と述べた。
前田さんによると、当初、民主党側が約束していた選挙活動への十分な支援を受けられないことがわかり、出馬辞退を決めたという。
前田さんの出馬をめぐっては、小沢幹事長が15日の会見で、「選挙を進めるにあたっての互いの認識が若干違っていた」と述べていた。