自民党・町村信孝元官房長官は２９日、来月行われる衆議院北海道５区の補欠選挙に出馬するため、議員辞職願を提出した。

　議員辞職にあたり、町村氏は「不正を許さない、清潔な政治を皆でつくろうとの思いで支援をいただければありがたい」と決意を語った。町村氏は、去年の総選挙で北海道５区から出馬したが、選挙区では落選し、比例代表で復活当選していた。

　来月２４日に行われる補欠選挙は、北海道教職員組合の違法献金事件の責任を取る形で民主党・小林千代美前議員が６月に辞職したことに伴うもので、これまでに５人が出馬を表明している。