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自民総裁選5候補 エネルギー政策は…

2012年9月15日 1:54
自民総裁選5候補 エネルギー政策は…

 自民党総裁選挙は14日に告示された。立候補した5人の候補は同日夜、日本テレビの「NEWS ZERO」に出演し、エネルギー政策について次のように述べた。

 安倍元首相「再生可能エネルギーの分野に、国家資源をもっと投入していく。風力や太陽光や地熱とか、様々な可能性があると思う。その中でこれは確実にいけますね、という中において、原発と代替させていくことが求められているだろうと思う」

 石破前政調会長「もう想定外という言葉は使ってはいけないんだから、もっと大きなダメージが来るかもしれない、それでも大丈夫なのかという技術の検証もやっていかなければならないし、その対応は完璧なのかということもやっていかなければいけないでしょう」

 町村元官房長官「本当に(原発)ゼロでいいのか。(東京電力だけでなく)国だって安全基準をつくる責任があったわけだから、国がもっと積極的な役割を果たしていく、そういう姿勢が求められるし、我々が政権をとれば、もっと国がしっかりとこの問題に取り組んでいく」

 石原幹事長「地元の理解が得られれば再稼働できる原発があるかもしれない。寒いから我慢する、暑いから我慢するという問題を超えている。そういうエネルギー政策だということを国民に理解してもらうことから始めないといけない」

 林政調会長代理「来週くらいから(原子力規制)委員会がスタートする。ここで新しい(安全)基準をつくって、これを一つずつあてはめていくことをまずやってもらわないと、いったい何が安全で、その安全が安心に変わるか全くわからない」

 自民党総裁選では、議員票・党員票計499票を争う。15日から全国遊説がスタートし、26日に開票される。