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解散確約なければ審議応じない~石破幹事長

2012年10月5日 22:55
解散確約なければ審議応じない~石破幹事長

 自民党・石破幹事長は5日、野田首相が年内の衆議院解散を確約しない場合、国会での法案審議に応じない考えを示した。

 石破幹事長は「近いうちに信を問うというのは、国民に信を問うということですからね。うそをつく政府・与党相手にですね、国会審議に応じます、ということにはならんでしょう」と述べ、自民党が求めている年内解散の確約が得られない場合、赤字国債発行法案などの処理に協力しない考えを示した。

 野田首相は、民主・自民・公明の3党による党首会談を開きたい考えを示しているが、5日までに正式な打診はしていない。

 自民党は、強硬な姿勢を示すことで年内解散に追い込みたい考えだが、臨時国会の召集が遅れれば自民党に対しても批判が出る可能性もある。