民主・自民・公明３党の党首会談に向けた幹事長会談が１５日に行われることになった。

　自民党・安倍総裁「来週月曜日（１５日）に（自民党・）石破幹事長と（民主党・）輿石幹事長、（公明党・）井上幹事長の３党幹事長会談が開かれる。この場で党首会談の日程等を詰めてもらうことになっている。（幹事長会談は）１回で決まらなければ、２回やるかもしれない。そののち、来週の後半、最後の方に（党首会談が）できればいい」

　幹事長会談では、党首会談の内容や日程などの調整を行う予定で、輿石幹事長は１３日夕方、野田首相と会談し、こうした内容について意見交換したものとみられる。

　民主党側は、臨時国会の召集に向け、赤字国債発行法案などへの協力を求めるとみられる一方、早期の衆議院解散を求めている自民・公明両党は、法案に協力するためには、野田首相が「近いうち」とした解散時期の明示が必要との考え。このため、幹事長同士の会談で党首会談に向けた道筋をどこまでつけられるかは不透明。