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自民・安倍総裁“新政権”人事の調整進める

2012年12月20日 20:45
自民・安倍総裁“新政権”人事の調整進める

 自民党・安倍総裁は26日の新内閣発足に向けて、人事の調整を進めている。これまでに麻生元首相が副総理兼財務相に内定した他、谷垣前総裁の入閣が検討されている。

 内閣の人事では、これまでに菅幹事長代行が官房長官に、麻生元首相が副総理兼財務相に内定した。また、挙党一致態勢を象徴する人事として、谷垣前総裁の入閣を検討している他、夏の総裁選を争った石原前幹事長や林元防衛相らの起用も検討している。

 領土問題などをめぐり、中国との関係が緊迫する中、外相に誰をあてるのかも注目されている。

 また、デフレ脱却を目指す安倍総裁は、経済の立て直しに向け、経済財政諮問会議を復活させる一方、日本経済再生本部を内閣に置き、一体的に運用する方針。統括のために「経済再生担当相」を新設する方針で、このポストには甘利政調会長の起用が有力となっている。