自民党・安倍総裁は２１日朝、新経済連盟・三木谷代表理事らと会談し、現在は規制されているインターネットを使った選挙運動について、早期に解禁したい考えを伝えた。

　安倍総裁「私は、次の選挙までにネット選挙は解禁すべきだと思っています」

　会談では、三木谷氏が「ネット選挙活動の解禁は時代のニーズで、規制しているのは日本だけだ」として、ネットを使った選挙運動を可及的速やかに解禁するよう求めた。これに対し、安倍総裁は「いろいろな法律が、ネットが出現前の制定なので、ネットが出てきた後に適応したものに変えるべきだ。網羅的に見直す必要がある」と応じたという。

　また、安倍総裁は記者団に対し、三木谷氏に経済対策の司令塔となる「日本経済再生本部」への参加を求める考えを示した。