ＮＮＮが１８日から２０日に行った世論調査によると、先月に発足した安倍内閣の支持率は６１．９％で、自民党の支持率は５年ぶりに４０％台に回復したことがわかった。

　週末に行った世論調査では、安倍内閣を「支持する」と答えた人は６１．９％、「支持しない」と答えた人は２１．５％、「わからない・答えない」は１６．７％だった。安倍内閣を支持する理由をたずねたところ、「政策に期待がもてる」が２８．６％と最も多く、「他に代わる人がいない」が２４．４％、「安倍首相の人柄が信頼できる」が１６．３％と続いている。

　また、自民党の支持率も上昇して４２．２％となり、５年ぶりに４０％台を回復した。一方、民主党の支持率は７．６％で、０３年１月以来の一桁台となっている。

　政策面では、政府の緊急経済対策として、新たに国債を発行して公共事業を増やす計画について、「支持する」が４２．５％、「支持しない」が４０．３％、「わからない・答えない」が１７．１％と意見が分かれた。

　また、来年４月から段階的に消費税率が引き上げられるにあたって、生活必需品などを対象に低い税率にする、軽減税率の導入が検討されていることについて、「導入すべきと思う」が６９．４％、「導入すべきと思わない」が１６．９％、「わからない・答えない」が１３．７％となっている。

　ＮＮＮ電話世論調査
　【調査期間】１月１８日～２０日
　【全国有権者】２０５６人
　【回答率】５０．５％
　ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｎｔｖ．ｃｏ．ｊｐ／ｙｏｒｏｎ／