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北朝鮮の核実験受け、放射性物質測定を強化

2013年2月12日 22:05

 北朝鮮による核実験を受けて、政府は12日、放射能対策連絡会議を開き、日本国内外の放射性物質のモニタリングや広報体制を強化する方針を確認した。

 核実験に伴い、大気中には放射性物質が放出されている可能性がある。政府は日本全国に設置されているモニタリングポストで空間放射線量率を測定する他、自衛隊機が大気中の核実験による放射能の塵(ちり)などを収集し、分析を行う。また、これらの測定・分析結果と今後の放射性物質の拡散予測を一日2回公表する他、関係省庁が国民からの問い合わせに対応し、情報周知を徹底する。

 モニタリングポストによる12日午後3時までの測定結果で、特別な変化は見られなかったという。