爆発事故受け 屋外イベント火災予防対策
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今年8月、京都府福知山市の花火大会で起きた爆発事故を受け、これまで十分でなかった「屋外イベントでの火災予防対策」が定められることになった。
総務省消防庁は福知山市での爆発事故を受けて研究者や消防官らによる「検討部会」を立ち上げ、対策を検討してきた。屋内イベントでは「防火管理者」や、スプリンクラーなど消防設備の設置が法律で義務づけられているが、屋外イベントではこうしたルールがなかった。
このため、2日午前に開かれた2回目の検討部会では、防火責任者を決めること、露店、観客席、消火器の配置計画を作り、消防機関に届け出ることなどを盛り込んだ報告書が基本的に了承された。
総務省消防庁は、市町村が「火災予防条例」に関連ルールを追加できるよう条例の改正案を年内にも示す方針。