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米・ロイス氏に“靖国参拝”を説明

2014年2月17日 23:15
米・ロイス氏に“靖国参拝”を説明

 超党派でつくる日米議員連盟のメンバーは17日、都内でアメリカ下院のロイス外交委員長らと会談し、安倍首相の靖国神社参拝などについて日本側の立場を説明した。

 会談で日米議員連盟のメンバーは、いわゆる従軍慰安婦問題や安倍首相の靖国神社参拝について日本側の立場を説明した。出席者によると、首相の靖国参拝についてロイス氏は、「中国側を利するのではないか。表現を抑えれば緊張関係も鎮まるはずだ」と指摘したという。また別のアメリカ側の出席者は、「日本側の一部の発言がアメリカを引き離すようなことに使われてしまう」と懸念を示したという。この後、安倍首相もロイス氏らと会談し、北朝鮮問題などについて日米の連携強化を確認した。

 会談でロイス氏は、国連の調査委員会が拉致など北朝鮮の人権状況について報告書を公表することに触れ、「北朝鮮に圧力がかかるのではないか」「拉致問題について国際社会に注目させた首相の功績をたたえたい」と述べた。