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北との協議終えた政府代表団、帰国の途に

2014年10月30日 12:08

 拉致被害者などの全面調査を巡る北朝鮮特別調査委員会との協議を終えた日本の政府代表団が30日午前、北朝鮮・平壌をたち、帰国の途に就いた。

 外務省の伊原アジア大洋州局長ら日本の政府代表団は30日午前10時半頃、平壌を出発し、帰国の途に就いた。政府代表団は29日までの2日間で合計10時間半にわたって北朝鮮の特別調査委員会と協議を行った。

 北朝鮮側が拉致被害者や日本人遺骨問題などの調査の現状について説明したのに対し、日本側は拉致問題の調査を迅速に行い調査結果を一刻も早く通報するよう改めて求めた。

 伊原局長は30日夜に日本に帰国する予定で、その後、北朝鮮側の説明内容について安倍首相に直接報告する事にしている。